趣旨
「先端バイオ創薬SaaS 研究会」はアカデミア発の先端ソフトウェアの社会実装を加速することを目的として設立されました(2020年12月1日設立)。特に、クラウド上でのSaaS (Software as a Service) の手法により、最新の先端ソフトウェアを幅広いユーザが気軽に評価でき、提供者も迅速に成果ソフトウェアのデモンストレーションが可能になるような、共通の場を創出することを目標としています。
創薬やバイオテック分野では、大学等のアカデミア発ソフトウェアが産業界で活用された多くの成功事例があります。本研究会は、特に IT創薬とバイオインフォマティクス分野を対象に、日本およびアジア圏の優秀なソフトウェアの発掘と流通に貢献し、市場のさらなる活性化を目指します。
目的実現のために、SaaS × SaaS (Supplying advanced academic software by SaaS) プロジェクトと名付けた、会員間の協力に基づく諸活動を展開して参ります。
活動目的
- アカデミア発の先端的ソフトウェアを、可搬性/再現性の高いSaaSクラウドサービスの特性を生かして、より早く、より広く試用できる環境を整備すること
- バイオ・創薬分野のアカデミア発の先端的ソフトウェアが集約されたポータルサイトを構築し、SaaS上でのお試し利用や、機能比較の場を構築すること
- 本会の目的に賛同する、ソフトウェア企業、創薬・バイオテック企業等の情報交換および親睦を深める場を形成すること
Sapplying Advanced Academic Software by SaaS
- SaaS × SaaSプロジェクトが提供するポータルサイト上で、会員は新しい先端的なアカデミア発のソフトウェアを知ることができ、一定の利用限度まではSaaS上で自由に試用することができます。
- ソフトウェアの普及を目指す側は、自らサーバを準備しなくても、会員に広くソフトウェアの試用の場を提供できます。
- ユーザーと提供者とのコミュニケーションのためのチャンネルや、交流機会も提供します。
SaaS × SaaSプロジェクトにおける提供ソフトウェアの一例
タンパク質間相互作用予測ソフトウェア「MEGADOCK」(アヘッド・バイオコンピューティング株式会社、東京工業大学からの独占商用ライセンス)
先端バイオ創薬SaaS研究会
会員種別
- 無料会員 本会の活動に関心を持つ個人または法人
- ユーザー会員 SaaSユーザー(バイオ・創薬等)企業・団体・研究機関等
- サプライヤー会員 SaaSによるソフトウェア提供やSaaS技術発展を目指す企業・団体・研究機関等
- 賛助会員 本会の活動を特に応援する企業・団体・研究機関等